@@ -25,7 +25,7 @@ Vim9 script は巨大な Vim script を容易に書けるようにデザイン
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語、特に TypeScript のようになっています。また、処理内の関数はコンパイルされ素
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早く実行できます。これにより Vim9 script はとても速く、約100倍になります。
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- 基本的な考え型はスクリプトファイルにあるアイテムをプライベートとし 、スクリプト
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+ 基本的な考え方はスクリプトファイルにあるアイテムをプライベートとし 、スクリプト
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ファイル内からのみ利用し、そしてそのアイテムをエクスポートし、スクリプトファイ
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ルの外から使うというものです。エクスポートされたアイテムはインポートしたスクリ
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プトから使うことができます。これは定義された位置を非常に明確にできます。
@@ -71,24 +71,23 @@ Vim9 関数は `def` で定義し、引数および戻り値の型を特定す
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*46.2* 変数の宣言 *vim9-declarations*
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Vim9 script の変数は一度だけ `:let ` もしくは `:const ` コマンドによって宣言され
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- ます。値は `:let ` 無しで割り当てられそして変数を `:unlet ` することはできませ
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- ん。
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+ ます。値は `:let ` 無しで代入され変数を `:unlet ` することはできません。
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よくあるケースとして、変数の宣言と初期化を同時にしたい時: >
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let myText = 'some text'
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...
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myText = 'other text'
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- 変数の型は式から推論されます。この場合は文字列として 、数値で初期化した場合は型
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- は数値なります : >
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+ 変数の型は式から推論されます。この場合は文字列となり 、数値で初期化した場合は型
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+ は数値となります : >
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let myNumber = 1234
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84
...
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myNumber = 0
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86
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もし、この変数に文字列を割り当てたなら、エラーが検出されます: >
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let myNumber = 'this fails!'
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- 稀なケースとして任意の型の値を取る変数が欲い場合 、特別な型があります: >
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+ 稀なケースとして任意の型の値を取る変数が欲しい場合 、特別な型があります: >
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let myVar: any = 1234
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myVar = 'text also works'
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@@ -107,8 +106,8 @@ Vim9 script の変数は一度だけ `:let` もしくは `:const` コマンド
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==============================================================================
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*46.3* 関数と型
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- 旧来の Vim script は型のチェックがありませんでしたが、しかしコード実行時にラン
111
- タイムで実施していました 。そしてそれは寛容で、ときどきエラー報告ではなく処理に
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+ 旧来の Vim script は型のチェックがありませんでしたが、ランタイムつまりコード実
110
+ 行時に実施していました 。そしてそれは寛容で、ときどきエラー報告ではなく処理に
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よって不明な値となっていました。結果として関数が定義できかつ正常であると思えて
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も、問題が発覚するのは常に呼び出した後でした: >
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let s:collected = ''
@@ -132,12 +131,13 @@ Vim9 script の変数は一度だけ `:let` もしくは `:const` コマンド
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enddef
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defcompile
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- ここで利用している `:defcompile ` はコンパイルするたの手段で、コンパイルさせる
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- のに関数を呼ばなくていいです。Vim はあなたが間違っていると警告します: >
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+ ここで利用している `:defcompile ` は直ちにコンパイルするたの手段で、それがない
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+ なら関数が呼ばれるときにコンパイルされるでしょう。Vim はあなたが間違っていると
136
+ 警告します: >
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137
E1013: type mismatch, expected number but got string
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Vim9 script は厳密で、"+" 演算子は数値か浮動小数点数でしか使えません。文字の結
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- 合であれば ".." を使わなくてはなりません。これが間違いの回避と上にあるような驚
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+ 合であれば ".." を使わなくてはなりません。これが間違いを防ぎ、上にあるような驚
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きの結果をもたらす自動型変換を回避します。そして関数の最初の行をこう変化させれ
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ば: >
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s:collected ..= add
@@ -175,9 +175,10 @@ Vim9 script は厳密で、"+" 演算子は数値か浮動小数点数でしか
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になり得ます)、そしてたとえ何度もアイテムをインポートしても、スクリプトの読み
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込みがただ一度であることを意味します。
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177
178
- いくつかの場合、例えばテストなど、Vim9 script を今まさに読み込みたいということ
179
- があります。大丈夫です、ただグローバルのアイテムとして存在することになります。
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- Vim9 script をユニークな名前のグローバルなアイテムとして作りだします。例: >
178
+ いくつかの場合、例えばテストなどで、Vim9 script を今まさに読み込みたいだけのこ
179
+ とがあります。大丈夫ですが、ただグローバルのアイテムだけが利用可能となります。
180
+ Vim9 script でユニークな名前のグローバルなアイテムとして作られることを確認して
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+ みます。例: >
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source ~/.vim/extra/myNicePlugin.vim
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call g:NicePluginTest()
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